世界中の映像クリエイターに多大な影響を及ぼした押井守監督の代表作を、最先端の技術により、映像と音声をリニューアルして再公開。天才ハッカーと公安9課の攻防が展開する。
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GHOST IN THE SHELL (2008) / 攻殻機動隊2.0のあらすじ
西暦2029年。高度な情報化ネットワーク社会の中で、より高度に凶悪化していくコンピューター犯罪やサイバーテロに対抗するため、政府は草薙素子少佐(田中敦子)を隊長とする精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊、公安9課=通称“攻殻機動隊”を組織する。草薙たちは公的機関で対処できない犯罪に対し極秘に対象者を暗殺、速やかに任務を遂行するのだった。ある日、某国情報筋から9課に警告が発せられる。EU圏を中心に出没し、株価操作・情報捜査・政治工作などで国際手配中のテロリスト“人形使い”(榊原良子)が日本に現れるというのだ。人形使いはまず秘密会談を控えた外務大臣の通訳の電脳に侵入してきた。9課は侵入回線を逆探知、草薙・バトー(大塚明夫)・トグサ(山寺宏一)らが犯人逮捕に向かうが、犯人らしいその男も人形使いに操られた人形に過ぎなかった。この時、全身を義体化されたサイボーグである草薙は、記憶だけを自己の拠り所にするしかない自らの存在意義に苦悩する。その頃、義体メーカーの生産ラインがハッキングされ、義体が盗まれる事件が発生。すぐに義体を捕獲した9課の元に公安6課の中村(玄田哲章)と電脳の権威・ウイリス博士(生木政壽)が訪れ、義体内部に人形使いが存在することを告げる。中村は管轄の権利と義体引き渡しを要求するが、義体に潜む人形使いは9課に対し政治的亡命を希望する。その時、突然銃撃と爆発が起きて義体は消滅。トグサは、この事件には裏があり公安6課が仕組んでいる可能性を指摘する。人形使いとは、外務省が外交を有利に進めるためのウィルス・プログラムで、それが制御不能となり6課によって回収を図ったのだった。草薙は義体を追って単身、6課の大型戦車と激しい戦闘を繰り広げるが、6課の狙撃によって人形使いの義体は破壊される。20時間後。草薙はバトーの部屋で新たな義体を得て目を覚ますのであった…。
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